伏見稲荷大社には凶はなし
神社やお寺などへ行けば、ついつい引いてしまうのがおみくじですね。初詣ともなると、その年一年の運試しとして、出来るだけ良い運勢のくじを
引きたいと思ってしまうものではないでしょうか。
全国3万社を超える稲荷神宮の総本宮である、京都の伏見稲荷大社。
初詣の人気ランキングで、全国のトップ5に入るこの伏見稲荷大社の
おみくじの運勢は、なんと17種類もあるそうです。
その内容は、
- 大大吉( 大吉よりさらに良い )
- 大吉
- 中吉
- 小吉
- 吉
- 向大吉( 大吉へ向かう )
- 末大吉
- 末吉
- 後吉
- 凶後大吉( 凶の後に大吉になる )
- 凶後吉( 凶の後に吉になる )
- 小凶後吉( 小凶の後に吉になる )
- 吉凶未分末大吉 [ きちきょう未だ分からず末大吉 ]( 努力次第では大吉になる可能性がある )
- 吉凶不分末吉 [ きちきょうわかたず末吉 ]( 基本的には吉だが、誠心誠意つくさないと凶に転じる可能性がある )
- 吉凶相交末吉 [ きちきょうあいまじわり末吉 ]( 吉も凶も混ざっているものの、末吉に転じる可能性がある )
- 吉凶相央 [ きちきょうあいなかばす ]( 吉と凶の間 )
- 吉凶相半 [ きちきょうあいなかばす ]( 吉とも凶ともどちらともいえない )
このように、伏見稲荷大社のおみくじには、「 凶 」 が存在せず、
「 凶 」 が含まれていても、自分の努力次第でいい結果が得られるといった、
希望が持てる内容になっています。
これらのことから、伏見稲荷大社は、縁起の良い 「 福招き 」 の神社と
いわれています。
伏見稲荷大社のおみくじの順番
なお、おみくじの運勢の良い順番ですが、凶から吉へ転ずるものの方が運勢が良い場合もあります。
良いものから順に
- 大大吉
- 大吉
- 凶後大吉
- 凶後吉
- 末大吉
- 末吉
- 向大吉
- 吉
- 中吉
- 小吉
- 小凶後吉
- 後吉
- 吉凶未分末大吉
- 吉凶不分末吉
- 吉凶相半
- 吉凶相交末吉
- 吉凶相央
ここから朝礼ネタ
明けましておめでとうございます。お正月に、初詣に行かれた方も多いと思いますが、
私は京都の伏見稲荷大社へ行ってきました。
伏見稲荷大社のおみくじは、種類がたくさんあることで有名だそうですが、
私の引いたおみくじは、「 凶後大吉 」 ( きょうのちだいきち )
というものでした。
これは字の通り、凶の後に大吉になるという意味ですが、
ここでいう 「 凶 」 は、悪いことがあるという意味ではなく、
「 苦労をするが良い結果が期待できる 」 とか、
「 困難に思える事でも意外な良い結果が得られる 」 といった意味合いが
込められているのだそうです。
単に 「 大吉 」 を引くよりも、困難の後に良いことがあるという
「 凶後大吉 」 の方が、より現実っぽくて良かったかなと思います。
仕事におきましても、最後には必ず良い結果が待っていると信じて、
今年一年、困難なことにもチャレンジしていきたいと思います。
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