ワイヤロープが守る命
対面通行の 「 暫定2車線 」 高速道路での正面衝突事故を減らすため、中央分離帯にワイヤロープを2017年4月に設置したところ、
2016年、7件起きた死亡事故が、設置後は0件に減ったことがわかりました。
ワイヤロープ方式の防護柵を設けたのは、12路線の一部区間。
ワイヤロープ式防護柵は、ワイヤロープ5本と強度が弱い支柱で構成され、
張力で車両の衝突に抵抗して反対車線への突破を防ぐもの。
現在、暫定2車線区間に設置されているラバーポールと、ほぼ同じ径の支柱を
使用するため入れ替えやすく、
200mごとにワイヤーが部材で接合されているため、
開口部を作りやすくなっています。
このワイヤロープ式防護柵を設置した区間では、死亡事故だけでなく、
対向車線への飛び出し事故も激減。
単純比較はできないものの、2016年の年間45件に対し、
防護柵設置後の今年4~10月はわずか1件となりました。
検討会では、東日本高速道路の担当者が防護柵の導入について、
「 事故防止に非常に役立っている 」 と説明。
国交省は集計結果を踏まえ、暫定2車線の有料区間2580キロのうち、
4車線化工事が進む区間などを除く約1200キロで、
安全対策としてワイヤロープ方式を導入する方針だということです。
ここから朝礼ネタ
先日読んだ記事にあったんですが、片側1車線の高速道路での正面衝突事故を減らすため、
中央分離帯のポールをワイヤロープに代えて設置したところ、
2016年に7件起きていた死亡事故が、設置後は0件になったそうです。
ワイヤロープの設置は、全国合わせて113キロで設置したのですが、
その区間では死亡事故だけでなく、対向車線への飛び出し事故も
およそ半年で1件と、去年1年間の45件から大幅に減ったということでした。
ポールをワイヤーロープに代えるというのは、ほんのちょっとした発想だと
思うんですが、それでこれだけ大きな効果が出るということに驚きました。
仕事におきましても、ほんの少しの発想を大切に、日々改善を考えながら、
業務に当たっていきたいと思います。
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