息の長い流行語の少なかった2017年
今年話題となった言葉に贈られる 「 2017ユーキャン新語・流行語大賞 」( 現代用語の基礎知識選 )の候補が11月9日、自由国民社から発表されました。
豊田真由子元衆院議員が、当時の秘書を怒鳴りつけた際の言葉
「 ちーがーうーだーろー!」 や、
「 他人の気持ちをおしはかる 」 ことから、政治家や上役らの真意を
推察することに意味が変わっていった 「 忖度(そんたく)」、
写真撮影の際に、写真共有サイト 「 インスタグラム 」 で称賛されることを
意識する 「 インスタ映え 」、
アニメがヒットしたメディアミックス作品 「 けものフレンズ 」 など
30語がノミネートされました。
同賞事務局は今回の傾向として、
言葉そのものに勢いがなく、低調な年といえるのではないか。
息の長い流行語も少なく、事象をそのまま直接的にとらえる言葉も多かった。
例年と比較すると、嗜虐性、負の言葉が多い年だったともいえる。
そのなかでも、流行語といえないが日本で初めて10秒の壁( 9.98 )を破った
桐生祥秀選手、29連勝の藤井フィーバーは、希望を与えてくれた事象であった。
と分析しています。
30語は以下の通り( 50音順 )
- アウフヘーベン
- インスタ映え
- うつヌケ
- うんこ漢字ドリル
- 炎上○○
- AIスピーカー
- 9.98( 10秒の壁 )
- 共謀罪
- GINZA SIX
- 空前絶後の
- けものフレンズ
- 35億
- Jアラート
- 人生100年時代
- 睡眠負債
- 線状降水帯
- 忖度
- ちーがーうーだーろー!
- 刀剣乱舞
- 働き方改革
- ハンドスピナー
- ひふみん
- フェイクニュース
- 藤井フィーバー
- プレミアムフライデー
- ポスト真実
- 魔の2回生
- ○○ファースト
- ユーチューバー
- ワンオペ育児
大賞とトップは、12月1日に発表されます。
新語・流行語大賞
新語・流行語大賞は、その年に発生したさまざまな言葉のなかで、「 軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、
広く大衆の目・口 ・耳をにぎわせた新語・流行語 」 を選出するもので、
1984年の創始以来、その年の言葉に深くかかわった人物や団体を
顕彰してきました。
新語・流行語は、自由国民社 「 現代用語の基礎知識 」 収録の用語をベースに、
自由国民社および大賞事務局がノミネート語を選出します。
ノミネート語は、選考委員会による審査を経て、トップテンと年間大賞語が
選ばれます。
選考委員会は、姜尚中( 東京大学名誉教授 )、俵万智( 歌人 )、
室井滋( 女優・エッセイスト )、やくみつる( 漫画家 )、
清水均(「 現代用語の基礎知識 」 編集部長 )。
ここから朝礼ネタ
先日、今年話題となった言葉に贈られる 「 ユーキャン新語・流行語大賞 」 の候補となる言葉が30語発表されました。
「 忖度(そんたく)」、「 インスタ映え 」、「 ひふみん 」、
「 藤井フィーバー 」 など、
30語を見ているだけで、今年こういうことがあったなぁと振り返るとともに、
もう一年が終わるんだな、早いなぁと感じました。
仕事におきましても、残りあと一ヶ月半、
やるべきことを今年中にしっかり終わらせられるように、
がんばっていきたいと思います。
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