スマホ依存は親にも
「 親は自分よりスマホの方が大切 」 と感じている日本の子供が20%に上る、というインターネット調査結果を、
アメリカの南カリフォルニア大学が発表しました。
インターネット調査は、スマホを持っている中高生の子供とその親各600人を
対象に実施。
調査結果によると、スマホやタブレット端末を使っている時間は、
親は1日平均で2時間56分で、子供は4時間18分でした。
52%の親は、子供がスマホを使いすぎだと答えたそうです。
一方で、25%の子供は親に対して、会話中にスマホに気を取られていると感じ、
さらに 「 時々、親が自分のことよりもスマホを大切にしていると感じることが
ある 」 と答えた子供は、20%に上りました。
同大学のウィロー・ベイ教授は、
「 子供だけでなく、親のネット依存も強まっている。子供とネットの使い方に
ついて話し合ってほしい 」 と話しました。
スマホ育児の便利さと弊害
最近では、子守り代わりに子供にスマホの動画などを見せ、その間に家事などの用事をすませる 「 スマホ育児 」 など、
子育てのツールとしても、スマホは活用されています。
たしかに、忙しい母親にとって、子供がスマホを見ている間、
少しでも手が離せれば 「 助かる 」 というのが本音だと思います。
ですが、スマホ任せでは親子の絆は決して深まりません。
スマホのなかった頃のように、親と子が顔を合わせてコミュニケーションをとる
機会をどれだけ作れるか。
子育てに限らず、私たちはスマホとのつきあい方を、
もう一度考え直さなければいけないのかもしれません。
ここから朝礼ネタ
先日読んだ記事にあったんですが、スマホを持っている中高生の子供とその親に実施した調査によると、
25%の子供は親に対して、会話中にスマホに気を取られていると感じ、
さらに、「 時々、親が自分のことよりもスマホを大切にしていると感じることが
ある 」 と答えた子供は20%に上ったそうです。
子供が母親を見ているのに、母親はスマホに夢中で視線を合わせてもらえない。
0~6才までの間にこうしたことが続くと、親と子の間に必要な情緒的な
つながり、「 愛着 」 が築かれなくなってしまう、ということでした。
私自身も振り返ってみますと、職場でも自宅でも、
なにか作業をしていると、相手と目を合わせることなく、
「 うんうん 」 と聞いているのか聞いていないのか、
わからないような相槌を打っていることがよくあります。
人と人とのコミュニケーションの原則として、
相手の目を見て話をする、話を聞く、ということを
仕事の場面でも、普段の生活でもできるように、心がけていきたいと思います。
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