名もなき家事が 家事ストレスに
最近は、夫も家事に参加することが増えてきた、といわれています。大和ハウス工業が、20代から40代の共働き夫婦に、
家事分担の割合を聞いたところ、
妻は 「 夫1割:妻9割 」 が最多の37.3%を占めているのに対し、
夫は 「 夫3割:妻7割 」 が最多の27.0%を占めるなど、
妻の認識と比べて、自分は家事をやっていると感じている夫が多く、
妻と夫の認識にギャップがあることが浮かび上がりました。
どうやらその背景には、夫が見落としがちな 「 名もなき家事 」 の存在が
あるようです。
では、名もなき家事にはどういうものがあるのか?
調査では、「 一般的にどこの家庭でもやっている家の仕事30項目 」 について、
「 家事と思うか 」を妻と夫に聞きました。
その結果、妻の方は家事だと認識している割合が高いものの、
夫は家事だと認識していない項目が、「 名もなき家事 」 だとのこと。
10ポイント以上の認識差がある項目を見ると、
- 「 トイレットペーパーがなくなった時に、買いに行く 」( 妻83.0%、夫67.3% )
- 「 靴を磨く 」( 妻57.7%、夫46.0% )
- 「 町内やマンションの会合に出席する 」( 妻56.7%、夫46.7% )
が挙がりました。
他にも、
- 食事の献立を考える
- 飲みっぱなしのグラスを片付ける
- 調味料を補充・交換する
- 食べ残しの食品を冷蔵庫にしまう
- 新聞・雑誌などをまとめて捨てる
でも8ポイント以上の差が見られ、妻と夫で、
家事の範囲に認識の差があることが分かりました。
家庭内の家事ストレスを減らすためには、
家事と考えられる家の仕事を洗い出して、
妻と夫で互いの得意分野など、負担感がない家事分担をしたり、
やったことを互いに認め合うことが大切だということです。
ここから朝礼ネタ
最近では、男性も家事や子育てに参加することが増えてきていますが、先日読んだ記事によると、
夫が家事と思っていない、「 名もなき家事 」 が存在し、
それをやっているのは9割が妻、ということでした。
名もなき家事とは、どういうものかというと、
- 食事の献立を考える
- 手洗い場のタオルを取り替える
- 飲みっぱなしのグラスを片付ける
- 調味料を補充・交換する
- 食べ残しの食品を冷蔵庫にしまう
などでした。
また夫は、そういった家事を、「 やらなければいけない 」 と
わかっているものの、ついつい妻任せにしていることも多く、
名もなき家事を含めると、妻の家事負担は夫よりもかなり大きくなり、
妻の家事ストレスにつながっているということでした。
会社の中でも、誰がやると決まっていないような、名もなき仕事や雑務が
いろいろあると思います。
私もそうですが、それらを、気付いてやってくれている誰かに任せっきりに
することなく、
一人一人が自分事としてとらえて、みんなで協力してやっていきましょう。
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