失言ばかりの今村元復興相
4月26日、今村復興相が辞任しました。もはや復興担当大臣とは思えない失言の数々で、
安倍首相から事実上更迭された形での辞任となりました。
「 福島の復興は、マラソンにたとえると30キロ地点 」
2017年1月28日、福島市で行われた「 原子力災害からの福島復興再生協議会 」 での冒頭挨拶。
会議終了後に、内堀雅雄福島県知事から
「 避難指示区域では、まだスタートラインに立っていない地域もある。
解除された地域も復興の序の口だ 」
と、認識相違の大きさを指摘されました。
「 本人の責任でしょう。( 不服なら )裁判でも何でもやればいいじゃないか 」
2017年4月4日午前の閣議後会見で、東京電力福島第一原発事故で、今も帰れない自主避難者について、国が責任を取るべきでは ?との
記者の問いに対して。
また、帰れないのは自己責任と思うか?との質問には
「 基本的にはそうだ。国はできるだけのことはやった 」と答え、
さらに質問しようとした記者に
「 何で無責任だと言うんだ。無礼だ。もう二度と( 会見に )来ないで下さい 」
と机をたたき、「 うるさい 」 と会見を打ち切りました。
「 まだ東北で、あっちの方だったから良かった 」
2017年4月25日、所属する自民党二階派のパーティーで講演し、東日本大震災の被害に関し、
「 まだ東北で、あっちの方だったから良かった。首都圏に近かったりすると、
莫大な、甚大な額になった 」 と述べました。
同パーティーに出席した安倍晋三首相は、今村氏の発言に対して、
「 東北の方々を傷つける極めて不適切な発言だ。
首相としておわびをさせていただきたい 」 と謝罪しました。
「 #東北でよかった 」
今村氏の 「 東北でよかった 」 発言を受け、ツイッターでは、怒りや憤りの投稿がツイートされました。
しかしその後、ある投稿をきっかけに潮目が変わりはじめ、
素敵なツイートが溢れだします。
詳しくは、下記の朝礼ネタからどうぞ。
ここから朝礼ネタ
先月の話ですが、ニュースで、辞任した今村元復興相が、東日本大震災について、「 首都圏ではなく東北だったからよかった 」 と
発言していたものがありました。
ニュース直後、ツイッター上では、「 もうしゃべるな 」 とか
「 大臣を辞めさせろ!」 という怒りの投稿が多かったそうですが、
その後、プロ野球パ・リーグで首位を走る、東北楽天ゴールデンイーグルスが
ナイトゲームで勝つと、ファンが今村氏の発言にひっかけて、
「 楽天が東北でよかった 」 とつぶやきます。
すると、「 東北に生まれてよかった 」 とか、
「 東北の風景や食べ物がよかった 」 など、
発言を逆手にとった、前向きな投稿が爆発的に広がったそうです。
「 東北でよかった 」 という言葉は同じでも、それをどう解釈するかで、
全く意味合いが違ってきます。
否定的な発言を、逆にエネルギーに変えていこうとする東北の人が
素晴らしいなと感じました。
仕事におきましても、
お客様から、厳しい言葉をいただくこともあると思いますが、
それはうちの会社や製品に、期待してくれているからの言葉だと解釈して、
それに応えられるように、前向きにがんばっていきたいと思います。
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