朝礼ネタ ハチの学習能力 見たことを改良

2017/03/09

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ハチの学習能力 見たことを改良

ハナバチとボール転がし実験

ハチの一種であるマルハナバチは、甘いご褒美を与えて促すことで、
ボールを転がしてゴールに入れるよう訓練できる、
との研究結果が発表されました。

これは、ハナバチが通常行っている、花粉の採集作業とは、
直接関係のない技能を習得可能であることを示す証拠となるそうです。

研究は、ハチが日常生活で見たこともないような物体
( 今回のケースでは、小さな黄色のボール )を、
自在に動かすことを学習できるかどうかを調査しました。


ハチは1匹ずつ、自らとほぼ同等の大きさのボールを転がすよう訓練しました。

ボールは、特定のゴールに向けて押し転がす必要があり、
ボールがそのゴールに入ると、ご褒美の砂糖水がハチに与えられます。

第1グループのハチは、
この技をすでに学習済みのハチを観察させることで訓練します。

第2グループでは、ハチから見えないよう、
実験台の下から磁石でボールをゴールまで動かし、その様子を観察させます。

第3グループのハチは、何も見せずに行わせます。

実験の結果、ハチは他のハチを観察することを通じて、
最も高い学習効果を得ることが分かりました。

また時には、ゴールから遠く離れたボールを選んで運んでいた
「 コーチ役 」 のハチの行動とは違い、

すでにゴール近くにあるボールを選ぶなど、
ご褒美を得るためのより良い方法を、自ら見つけ出すこともあった、
とのことです。

これは観察者のハチが、見たことを単に再現したのではなく、
それを改良したことを示唆していて、
ハチの驚くべき学習能力が示されたといえます。

ただ、マルハナバチや他の多くの動物には、このような複雑な課題を
解決するための認識能力が備わっているものの、

そうした行動を余儀なくされる 「 環境圧 」 がかからなければ、
それが発揮されることはないのかもしれない、ということです。

ここから朝礼ネタ

先日読んだ記事に、ハチの一種であるハナバチを使った研究が載っていました。

ハナバチに、自分とほぼ同じ大きさのボールを転がし、
ゴールに入れるように訓練します。

ご褒美として、ボールがゴールに入ると、
ハチに砂糖水が与えられるようになっています。

この時に、一匹目のハチは、
すでにこの技術を習得しているハチを観察させて訓練します。

二匹目は、ハチから見えないように、
人が磁石でボールをゴールまで動かし、その様子を観察させます。

三匹目は、何も見せずに行わせます。

結果、他のハチを観察させた時が一番早く、この技術を身につけたそうです。

さらに、ゴールから遠く離れたボールを選んで運んでいた
手本のハチの行動とは違って、

すでにゴール近くにあるボールを選ぶなど、手本をマネするだけではなく、
ご褒美を得るためのより良い方法を、自ら見つけ出すこともあったそうです。

昆虫のような小さな脳で、真似るだけでなく、
より良く改良することまで考えられることに、ビックリしました。

当たり前ですが、人間は昆虫よりも、はるかに大きな脳を持っています。

ハチに負けないように、人の仕事を見て学んだり、
創意工夫できるように、がんばっていきたいと思います。

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