睡眠不足による経済損失額
イギリスの非営利研究機関 「 ランド・ヨーロッパ 」 が、睡眠不足による経済的影響を調べた研究データがあります。
ランド・ヨーロッパの調査研究によると、
睡眠不足による経済損失額を国内総生産( GDP )比で見た場合、
日本は2.92%となり、調査対象5カ国のうちで最大。
損失額で比べると、最大はアメリカで年間約47兆円、
日本は16兆円で2番目となりました。
睡眠不足は 健康にも悪影響
1日の平均睡眠時間が6時間を下回る人は、睡眠時間が7~9時間の人と比較して、死亡率が13%増加します。
同機関は、1日の健康的な睡眠時間幅を7~9時間としています。
厚生労働省の 「 国民健康・栄養調査 」 によると、
20歳以上の男女で、1日の平均睡眠時間が6時間未満の人の割合は、
2015年で39.5%となっています。
ランド・ヨーロッパは、この6時間未満の睡眠時間を、
6~7時間に増やすことで、
日本経済には87兆円のプラス効果があると試算しています。
睡眠習慣の改善
睡眠不足の理由をみると、男性は、「 仕事・勉強・通勤・通学などで睡眠時間がとれないから 」 が
40.2%で最も多い。
女性は、「 悩みやストレスなどから 」 が 30.4%で最も多いが、
24歳以下では、「 仕事・勉強・通勤・通学などで睡眠時間がとれないから 」、
「 自分の趣味などで夜ふかししたから 」 の割合が多く、
25~34歳では、「 育児のため 」 とする人が最も多く、30.5%となっています。
睡眠の習慣・時間の改善をすることで、死亡リスクの減少、生産性の増加など、
得られる効果は非常に大きなものがあります。
睡眠不足だという人は、
- 毎朝決まった時刻に起きる
- 就寝前の電子機器の使用を控える
- 日中に運動する
の三点を、心掛けてみてください。
ここから朝礼ネタ
以前読んだ記事に、「 寝不足がもたらす経済損失 」 というものがありました。睡眠が不足すると、欠勤・遅刻・早退・作業効率など、
生産性の低下が起こります。
日本はアメリカについで、二番目に経済損失額が高く、
16兆円にものぼるそうです。
厚生労働省の調査によると、
20歳以上の男女で、1日の平均睡眠時間が6時間未満の人が、
約40%もいるそうです。
睡眠不足の理由としては、労働時間・趣味・ストレスなど、さまざまですが、
6時間未満の睡眠時間を、6~7時間に増やすことで、
87兆円のプラスの経済効果があると試算されていました。
また睡眠不足は、通勤災害や作業中の事故にもつながりかねませんし、
免疫力も低下し、風邪やインフルエンザなどにも感染しやすくなります。
私は、毎日ほぼ7時間寝ているのですが、たまに夜ふかしした次の日などは、
ボーッとして動きが鈍いと思う時があります。
健康な体で、よい仕事をするためにも、 日々しっかり睡眠をとることを、
心掛けていきたいと思います。
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