チャイルドシート 6割が取り付けに誤り
日本自動車連盟( JAF )が、2016年11月、全国16の商業施設や動物園などの駐車場で、
計425のチャイルドシートの装着状況を調べたところ、
乳児用の60%、幼児用の約61%が、
間違った方法で取り付けられていたとのこと。
取り付けに関する間違いは、
「 腰ベルトの締め付け不足 」 が約69%と圧倒的。
腰ベルトは、車のシートの座面が沈み込むくらい強い力で締めなければ
ならないが、7割が手で揺すると簡単にぐらつく状態だったそうです。
その次に多かったのは、「 席ベルトの通し方の間違い 」 で
約14%でした。
座らせ方の間違いも多く、
2本のベルトを、両肩の上に通さなければならないのを、
肩の横や、脇の下を通しているケースが多かったそうです。
2014年のデータでは、チャイルドシートを誤用したまま事故に遭い、
死傷した6歳未満の子どもの重傷率は、正しい使用の場合の約5倍、
致死率は約29倍とのこと。
チャイルドシートは、子どもが嫌がることもありますが、
命を守るために、正しく座らせましょう。
安全性が認められたチャイルドシートを
チャイルドシートの着用率は、2016年で64.2%と高いのですが、国の安全審査をクリアしていない製品が使われていることがあるそうです。
国交省が安全性を認めた製品には、
「 E 」 マークか、「 自 」 マークがつきます。
しかし、ネット通販などで、マークのない製品が、
「 持ち運びに便利 」「 簡易型 」「 中国の交通安全協会認定 」
などとして、2000円程度で販売されているそうです。
大部分が布製などで、強度が不足しているので、
安いからといって購入しないように、注意してください。
ここから朝礼ネタ
先日読んだ記事にあったんですが、自動車に取り付けられたチャイルドシートを、
日本自動車連盟( JAF )が調査したところ、
約6割が誤って取り付けられていたそうです。
多くは、ベルトの通し方の間違いや、緩みだということでした。
誤った使い方をしていると、事故が起きた場合の致死率が約29倍になる、
というデータもあるそうです。
チャイルドシートがしっかり装着されていないのは、
- マニュアルを読んでいない
- マニュアルを読んだが理解していない
- これくらいでいいかと適当につけている
ということだと思います。
仕事におきましても、
マニュアルを読まなかったり、理解できていなかったり、
自分なりのやり方で行っていると、
いずれ大きなミスにつながるかもしれません。
業務のマニュアル、手順を確認して、安全で確実な作業が出来るように、
心掛けていきたいと思います。
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