新十両 照強 翔輝
1995年1月17日、阪神・淡路大震災の起きた当日に淡路島で生まれたのが、伊勢ケ浜部屋の照強( てるつよし )関です。
相撲界では、十両以上は関取と呼ばれ、一人前の扱いを受けるのですが、
2017年1月17日、照強は、関取としてはじめての誕生日を迎えました。
取組は、残念ながら黒星となりましたが、「 いい相撲はとれた 」 と
話していました。
照強というしこ名には、「 被災者を明るく照らすような強い力士になれ 」 と
いう意味が込められています。
震災の日に生まれたことが、ファンの間に広がり、励ましの声をもらうにつれ、
次第に 「 その日に生まれたという運命を背負わなければ 」 という思いが
強くなってきたという照強。
168cm、116kgと力士としては小柄ですが、一つでも上の番付を目指して、
がんばってほしいですね。
阪神・淡路大震災
1995年( 平成7年 )1月17日 5時46分に発生した、淡路島北部沖を震源とする、マグニチュード7.3の直下型地震が、阪神・淡路大震災です。
兵庫県を中心に、大阪や京都でも大きな被害が出ました。
最大震度7
死者6,434名、負傷者43,792名
震災は、冬季の早朝に発生したため、自宅で就寝中の人が多く、
死亡者の多くは家屋の倒壊などによる圧死でした。
また阪神・淡路大震災では、学生や会社員など、これまでボランティア活動に
縁がなかった人たちが、たくさん被災地に行って救援活動を行いました。
このことから、1995年は 「 ボランティア元年 」 といわれ、
1月17日は 「 ボランティアの日 」 、さらには、その日を中心にして前後3日を
足した1週間は、「 ボランティア週間 」 と定められています。
ここから朝礼ネタ
先日1月17日は、阪神・淡路大震災の起こった日でした。震災から22年が経ち、テレビのニュースを見て、
「 あー、今日だったんだな 」 と、すっかり忘れている自分がいました。
世の中の物事は、当たり前になると、その価値が見えなくなるそうです。
スイッチを押せば、灯りがつくこと。
蛇口をひねれば、水が出ること。
旦那さんが、毎日ごみ出ししてくれること。
奥さんが、毎日ごはんを作ってくれること。
健康な体で、動けること。
会社に行けば、仕事があること。
当たり前には、大きな価値があります。
時には、そんな 「 当たり前 」 に感謝しながら、明日も当たり前が続くように、
がんばっていきたいと思います。
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