朝礼ネタ 電通 女性新入社員自殺と 鬼十則

2016/11/23

朝礼ネタ 自己啓発

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電通 女性新入社員自殺と 鬼十則

女性新入社員自殺に 労災認定

広告大手の電通に勤務していた女性新入社員( 当時24歳 ) が、
2015年末に自殺。

その原因は、長時間の過重労働によるものだったとして、
労災が認められました。

電通は、25年前にも若手社員が過労自殺し、責任を認めています。
再発防止を誓ったものの、再び悲劇が起きてしまいました。

亡くなったのは、入社1年目だった高橋まつりさん。

試用期間が終わり、10月に本採用になると、残業時間が倍以上に増え、
労基署が認定した高橋さんの1カ月( 10月9日~11月7日 ) の時間外労働は、
約105時間にのぼりました。

そして、高橋さんは、昨年12月25日に、住んでいた都内の電通の女子寮で自殺。
その前から、SNSで 「 死にたい 」 などのメッセージを、
同僚・友人らに送っていました。

三田労基署は、
「 仕事量が著しく増加し、時間外労働も大幅に増える状況になった 」
と認定し、心理的負荷による精神障害で、過労自殺に至ったと結論づけました。


鬼十則

鬼十則は、電通の4代目社長 吉田秀雄氏が、昭和26年に作った遺訓で、
仕事への心構えが10項目記されています。

内容には、『 取り組んだら放すな、殺されても放すな 』 などの
厳しい言葉が記され、過労体質への企業風土を象徴するものとして、
亡くなった高橋さんの遺族側が削除を求めました。

これを受け電通側は、来年分の社員手帳には、
鬼十則の掲載を控える方向で検討しているそうです。

  1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
  2. 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない
  3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする
  4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある
  5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは・・・・
  6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる
  7. 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる
  8. 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない
  9. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ
  10. 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる

ここから朝礼ネタ

少し前に、電通の社員が、長時間労働による精神障害から自殺した、
というニュースがありました。

遺族側は、電通の過労体質への企業風土を象徴するものとして、
社員手帳に書かれた、「 鬼十則 」 と呼ばれる行動規範を、
電通側に削除するように求めたそうです。

この鬼十則ですが、中には、「 殺されても放すな 」 など、
表現がきついものもありますが、そうだな~と納得するものも多いです。

そのうちのひとつに、

「 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない  」
というものがありました。

私自身も、振り返ってみると、自分の仕事の進め方やお客様とのやり取りなど、
受け身になっていることが多いなと感じました。

常に先を見て、即行動に移せるように、がんばっていきたいと思います。

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